星野尚 「タラセアの世界」 2008.2.5〜2.17 11時〜19時
スペイン留学中に壁画や家具に施された装飾技術タラセアと出会い、木の持つ暖かな感触、色合い、木で作られた証である年輪などの木の持つ魅力にひかれ木の絵画を描き続けてきました。木の持つ特性を生かし、写実的に“木で描いた”スペインの情景や動きのある人や動物達は、日本だけでなくスペインでも注目を集めています。
作家来廊日 2月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)、16日(土)、17日(日)
星野尚のギャラリートーク「スペインとタラセア」2月9日(土)14:00
(株)わい・アート ワイアートギャラリー
また、素晴らしい木の絵画にめぐり逢いました。
スペイン留学中に壁画や家具に施された装飾技術タラセアと出会い、木の持つ暖かな感触、色合い、木で作られた証である年輪などの木の持つ魅力にひかれ木の絵画を描き続けてきました。木の持つ特性を生かし、写実的に“木で描いた”スペインの情景や動きのある人や動物達は、日本だけでなくスペインでも注目を集めています。
作家来廊日 2月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)、16日(土)、17日(日)
星野尚のギャラリートーク「スペインとタラセア」2月9日(土)14:00
(株)わい・アート ワイアートギャラリー
また、素晴らしい木の絵画にめぐり逢いました。
木工好きの人 一見の価値有り GlueTubeのブロックが有りました。Woodworking videos by the people for the people。
finewood working はアメリカで人気の雑誌です。
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学んでみたい学校があります。 森林文化 人間と森林とのかかわりを多面的に理解するとともに、21世 紀の森林文化のあるべき姿を考えます。
森林・林業 森林を活性化させるために必要な知識と技術を総合的に修得 し、新しい林業により自然を保全する方法を学びます。
地域計画
環境教育 持続可能な新しい地域のあり方の提案を目標に、地域計画論 や環境政策論、環境教育の理論などを学びます。
木造建築 木の生産地である山村との関わりをも視野に入れ、木造建築 物をつくる設計技術を学びます。
ものづくり ものづくりに必要な専門的な木工技術を学びます。新しい木 の生活を提案できる手法を実践的に学びます。
森林文化 人間と森林とのかかわりを多面的に理解するとともに、21世 紀の森林文化のあるべき姿を考えます。
専門科目
森 森林を活性化させるために必要な知識と技術を総合的に修得 し、新しい林業により自然を保全する方法を学びます。
木 木工技術や木質材料、木質構造などを幅広く学習し木造建築 をつくるための設計技術を学びます。
環境 自然と人との関係を結ぶ社会づくりに必要な自然環境や環境教育の基礎を学びます。 岐阜県立森林文化アカデミー
森林・林業 森林を活性化させるために必要な知識と技術を総合的に修得 し、新しい林業により自然を保全する方法を学びます。
地域計画
環境教育 持続可能な新しい地域のあり方の提案を目標に、地域計画論 や環境政策論、環境教育の理論などを学びます。
木造建築 木の生産地である山村との関わりをも視野に入れ、木造建築 物をつくる設計技術を学びます。
ものづくり ものづくりに必要な専門的な木工技術を学びます。新しい木 の生活を提案できる手法を実践的に学びます。
森林文化 人間と森林とのかかわりを多面的に理解するとともに、21世 紀の森林文化のあるべき姿を考えます。
専門科目
森 森林を活性化させるために必要な知識と技術を総合的に修得 し、新しい林業により自然を保全する方法を学びます。
木 木工技術や木質材料、木質構造などを幅広く学習し木造建築 をつくるための設計技術を学びます。
環境 自然と人との関係を結ぶ社会づくりに必要な自然環境や環境教育の基礎を学びます。 岐阜県立森林文化アカデミー
年月とともに知識や経験を蓄積し、人間的な深みを増した人を「年輪を重ねた人」と評することがある。年に1層ずつ形成される木の年輪は、その木が育ってきた時代の情報が蓄積されている。
年輪の幅は、年ごとの気候条件で変化する。多くの木を調べ、数百年、数千年分の平均的な変動パターンの折れ線グラフをつくる。古建築に使われた木材や遺跡から出土した木の年輪を調査して、この基準グラフと重なる部分を探し、木が切られた年を割り出すのが「年輪年代法」だ。
現在の考古学で、建物や遺跡の時代を知る重要な手がかりになっている。
この測定法を日本に定着させたのは、奈良文化財研究所(奈文研)年代学研究室長の光谷拓実さん(60)だ。
奈文研の廊下で、光谷さんに所長の坪井清足さんが声をかけた。デンドロとは年輪年代法の英訳「デンドロクロノロジー」のこと。当時、米国では多くの成果をあげていたが、気候の差が大きい日本では、年輪の変動にも地域差が出て使えないと言われていた。
坪井さんはその年、西ドイツ(当時)の考古学会に招かれ、同国で年輪年代法が多くの成果を上げているのを見ていた。「ドイツにも日本と同じように気候の地域差があるが、年輪の変動パターンは同じという。日本でも使える、と思った」と坪井さんは話す。
平城宮跡で出土した木材や、東北地方の山林で切り出された木、寺社で保存されている古材などの年輪をひたすら計測する日々が続いた。折しも全国で公共工事にともなう発掘調査が急増、出土木材も増えた。膨大な年輪のデータを整理し、変動パターンを割り出すパソコンの性能も日進月歩だった。「時代が後押ししてくれたと感じます」
96年、大阪府の池上曽根遺跡で出土した弥生時代中期の木柱の伐採年を「紀元前52年」と特定した。土器の年代研究で紀元後1世紀前半とされていた遺跡の年代は100年さかのぼることになり、考古学者は年代観の見直しを迫られた。
「私が出す数字を、どう解釈するかは考古学者の問題。年輪が語る年代にはうそはありません」と光谷さんは語る。まるで年輪のような地道な仕事の積み重ねが今、実を結んでいる。
この数年、年輪年代法の研究に大きな変化が起きている。デジタルカメラの導入で、仏像や建物に使われている木材の年輪を、解体せずに調べることが可能になったのだ。
これまでも東大寺の仁王像や唐招提寺の金堂などの部材の年輪を調べたことはあったが、何百年かに1回の解体修理のチャンスに当たったためだ。年輪を読み取るには、至近距離から木を調べなくてはならない。木材が組み立てられている状態では難しかった。
フィルムの大判カメラで部材を撮影、焼き付けた写真で年輪を測ることも試みられたが、現像するまで写り具合が確認できないことなど、使い勝手がいま一つだった。
03年に光谷さんの研究室に入った大河内隆之さんは、大学院で画像工学を研究し、年輪年代法にデジタル技術を持ち込んだ。デジタル一眼レフで神社や寺院の部材を接写し、持ち帰って画像をパソコンに入力。そこから画面上で年輪幅を測定し、その数値を標準的な変動パターンと照らし合わせるまでの作業もパソコン上で効率的に進めることができる。そのためのソフトも自分で開発した。
この手法で京都府宇治市の宇治上神社本殿(国宝)を調査し、1060年ごろに伐採された木材を使っていると判定し、藤原頼道によって建てられた、現存最古の神社建築であることを確認。また絶壁に立っていることで有名な鳥取県三朝町の三仏寺の投入堂(国宝)が1100年ごろの建築と確かめるなど、すでに多くの成果を上げている。
年輪年代測定は、地質学や災害史の研究にも貢献している。99年には長野県・八ケ岳で平安時代に起きた大規模な山崩れの跡を調査。文献資料ではこの山崩れが887年とするものと888年とするものがあったが、埋没していた樹木の年輪から、887年に山崩れが起きたことが分かった。芦ノ湖の湖底に沈んだ木の年輪からは、大規模な地滑りを伴う大きな地震がほぼ500年周期で起きていることもつきとめた。
さらに光谷さんは、年輪から古代の気候変動を読み取る研究を始めようとしている。年輪幅の変動は、毎年の気候によって成長が促進されたり、抑えられたりして生じる。これを利用し、顕微鏡による観察やX線を使った密度の測定によって、それぞれの年輪が形成された年にはどんな気候だったかを推定する方法を確立しようというのだ。
今、東アジアの各国でこうした「年輪気象学」への関心が高まっている。様々な歴史的事件の背景に、干ばつや冷夏などの異常気象や、温暖化、寒冷化などの気候変動があったことが分かるかもしれない。
年輪が記録している様々な情報を、一枚一枚ページをめくるように読み解く、総合的な「古年輪学」が始まろうとしている。
発掘調査の現場では、地層に乱れが無ければ、下の層から出土する遺物が上の層のものより古いと見なされる。考古学者は出土した土器を時代順に並べ、遺跡の年代を知る「物差し」にするが、この方法だけでは「紀元前○○年」などの具体的な年代は分からない。
そこで、理化学的な年代測定法が必要になる。現在、年輪年代法と並んで日本で最も使われているのは、一定の割合で減っていく放射性炭素の量を測定して年代を割り出す手法。弥生時代の始まりが従来考えられていたよりも500年近く古い、紀元前1000年ごろになるという国立歴史民俗博物館が打ち出した説は、この手法で各地の土器の付着物の年代を測定したデータが元になっている。(朝日新聞be)
歴史の真実が分かり時空を超えて浮び上がってきそうな・・・
年輪の幅は、年ごとの気候条件で変化する。多くの木を調べ、数百年、数千年分の平均的な変動パターンの折れ線グラフをつくる。古建築に使われた木材や遺跡から出土した木の年輪を調査して、この基準グラフと重なる部分を探し、木が切られた年を割り出すのが「年輪年代法」だ。
現在の考古学で、建物や遺跡の時代を知る重要な手がかりになっている。
この測定法を日本に定着させたのは、奈良文化財研究所(奈文研)年代学研究室長の光谷拓実さん(60)だ。
奈文研の廊下で、光谷さんに所長の坪井清足さんが声をかけた。デンドロとは年輪年代法の英訳「デンドロクロノロジー」のこと。当時、米国では多くの成果をあげていたが、気候の差が大きい日本では、年輪の変動にも地域差が出て使えないと言われていた。
坪井さんはその年、西ドイツ(当時)の考古学会に招かれ、同国で年輪年代法が多くの成果を上げているのを見ていた。「ドイツにも日本と同じように気候の地域差があるが、年輪の変動パターンは同じという。日本でも使える、と思った」と坪井さんは話す。
平城宮跡で出土した木材や、東北地方の山林で切り出された木、寺社で保存されている古材などの年輪をひたすら計測する日々が続いた。折しも全国で公共工事にともなう発掘調査が急増、出土木材も増えた。膨大な年輪のデータを整理し、変動パターンを割り出すパソコンの性能も日進月歩だった。「時代が後押ししてくれたと感じます」
96年、大阪府の池上曽根遺跡で出土した弥生時代中期の木柱の伐採年を「紀元前52年」と特定した。土器の年代研究で紀元後1世紀前半とされていた遺跡の年代は100年さかのぼることになり、考古学者は年代観の見直しを迫られた。
「私が出す数字を、どう解釈するかは考古学者の問題。年輪が語る年代にはうそはありません」と光谷さんは語る。まるで年輪のような地道な仕事の積み重ねが今、実を結んでいる。
この数年、年輪年代法の研究に大きな変化が起きている。デジタルカメラの導入で、仏像や建物に使われている木材の年輪を、解体せずに調べることが可能になったのだ。
これまでも東大寺の仁王像や唐招提寺の金堂などの部材の年輪を調べたことはあったが、何百年かに1回の解体修理のチャンスに当たったためだ。年輪を読み取るには、至近距離から木を調べなくてはならない。木材が組み立てられている状態では難しかった。
フィルムの大判カメラで部材を撮影、焼き付けた写真で年輪を測ることも試みられたが、現像するまで写り具合が確認できないことなど、使い勝手がいま一つだった。
03年に光谷さんの研究室に入った大河内隆之さんは、大学院で画像工学を研究し、年輪年代法にデジタル技術を持ち込んだ。デジタル一眼レフで神社や寺院の部材を接写し、持ち帰って画像をパソコンに入力。そこから画面上で年輪幅を測定し、その数値を標準的な変動パターンと照らし合わせるまでの作業もパソコン上で効率的に進めることができる。そのためのソフトも自分で開発した。
この手法で京都府宇治市の宇治上神社本殿(国宝)を調査し、1060年ごろに伐採された木材を使っていると判定し、藤原頼道によって建てられた、現存最古の神社建築であることを確認。また絶壁に立っていることで有名な鳥取県三朝町の三仏寺の投入堂(国宝)が1100年ごろの建築と確かめるなど、すでに多くの成果を上げている。
年輪年代測定は、地質学や災害史の研究にも貢献している。99年には長野県・八ケ岳で平安時代に起きた大規模な山崩れの跡を調査。文献資料ではこの山崩れが887年とするものと888年とするものがあったが、埋没していた樹木の年輪から、887年に山崩れが起きたことが分かった。芦ノ湖の湖底に沈んだ木の年輪からは、大規模な地滑りを伴う大きな地震がほぼ500年周期で起きていることもつきとめた。
さらに光谷さんは、年輪から古代の気候変動を読み取る研究を始めようとしている。年輪幅の変動は、毎年の気候によって成長が促進されたり、抑えられたりして生じる。これを利用し、顕微鏡による観察やX線を使った密度の測定によって、それぞれの年輪が形成された年にはどんな気候だったかを推定する方法を確立しようというのだ。
今、東アジアの各国でこうした「年輪気象学」への関心が高まっている。様々な歴史的事件の背景に、干ばつや冷夏などの異常気象や、温暖化、寒冷化などの気候変動があったことが分かるかもしれない。
年輪が記録している様々な情報を、一枚一枚ページをめくるように読み解く、総合的な「古年輪学」が始まろうとしている。
発掘調査の現場では、地層に乱れが無ければ、下の層から出土する遺物が上の層のものより古いと見なされる。考古学者は出土した土器を時代順に並べ、遺跡の年代を知る「物差し」にするが、この方法だけでは「紀元前○○年」などの具体的な年代は分からない。
そこで、理化学的な年代測定法が必要になる。現在、年輪年代法と並んで日本で最も使われているのは、一定の割合で減っていく放射性炭素の量を測定して年代を割り出す手法。弥生時代の始まりが従来考えられていたよりも500年近く古い、紀元前1000年ごろになるという国立歴史民俗博物館が打ち出した説は、この手法で各地の土器の付着物の年代を測定したデータが元になっている。(朝日新聞be)
歴史の真実が分かり時空を超えて浮び上がってきそうな・・・
東西南北とも、ながーい日本列島。自宅にいながら、各地の自然や四季を間近に感じられるのが、環境省の「インターネット自然研究所」(http://www.sizenken.biodic.go.jp/index.html)だ。
02年7月に開設し、月に100万件ものアクセスがある。15のコーナーのうち、いちばんの売りは、国立公園など全国43カ所に置いたライブカメラの映像だ。このコーナーがアクセスの半数を占める。1時間ごとに更新された映像を見られるほか、各地点の解説や関連施設、天気情報も盛り込まれている。
野生動物の姿を見られるカメラもある。上高地(長野県松本市)の川では、4月下旬から11月中旬まで70センチほどの深さのところにカメラを設置している。晴れた日にはイワナのようなサケ科の魚が姿を見せることもあり、水族館のような気分を味わうこともできる。
過去5年分の映像が保存されており、年ごとに季節の移ろいがどう違っているかを見比べることができる。環境省自然環境計画課は「国内の自然を、これだけたくさんのライブカメラで見られるサイトはほかにないのでは」。約6億円もかけて整備した自慢のコーナーだ。
「四季のいきもの前線調査」もおもしろい。
桜やツツジの開花、紅葉、初雪など10種類の自然現象について、自分の身近な場所の様子を投稿できる。たとえば紅葉狩りをした人たちの投稿をもとに、全国の紅葉前線が地図上で一目で分かるようになっている。それぞれの現象にかんする豆知識も、専門の研究機関と協力してもらって解説している。
「希少な野生生物図鑑」「渡り鳥生息地ネットワーク」「野生鳥獣との共生」など自然保護にかんするものも。同省は「自然環境の現状や保全のための施策に関心を持ってもらえれば」と話している。 (小林舞子)
02年7月に開設し、月に100万件ものアクセスがある。15のコーナーのうち、いちばんの売りは、国立公園など全国43カ所に置いたライブカメラの映像だ。このコーナーがアクセスの半数を占める。1時間ごとに更新された映像を見られるほか、各地点の解説や関連施設、天気情報も盛り込まれている。
野生動物の姿を見られるカメラもある。上高地(長野県松本市)の川では、4月下旬から11月中旬まで70センチほどの深さのところにカメラを設置している。晴れた日にはイワナのようなサケ科の魚が姿を見せることもあり、水族館のような気分を味わうこともできる。
過去5年分の映像が保存されており、年ごとに季節の移ろいがどう違っているかを見比べることができる。環境省自然環境計画課は「国内の自然を、これだけたくさんのライブカメラで見られるサイトはほかにないのでは」。約6億円もかけて整備した自慢のコーナーだ。
「四季のいきもの前線調査」もおもしろい。
桜やツツジの開花、紅葉、初雪など10種類の自然現象について、自分の身近な場所の様子を投稿できる。たとえば紅葉狩りをした人たちの投稿をもとに、全国の紅葉前線が地図上で一目で分かるようになっている。それぞれの現象にかんする豆知識も、専門の研究機関と協力してもらって解説している。
「希少な野生生物図鑑」「渡り鳥生息地ネットワーク」「野生鳥獣との共生」など自然保護にかんするものも。同省は「自然環境の現状や保全のための施策に関心を持ってもらえれば」と話している。 (小林舞子)
香木に開花した日本独自の香り文化 伽羅、沈香といった海外で産する香木の鑑別、その香木を割り刻む作業、練香や焼香、線香の調合から製造と、香木を扱う仕事は何から何まで行います。鼻がきく・きかないは、おそらくもって生まれたもの。私、とりたてて鼻がきく人間ではないのですが、自分の仕事と思って一生懸命やってきました。
香りをいかに記憶するか
香りは目に見えないし文字にも表せない。当たり前のことですが、これが仕事となると、もう自分の頭の中で覚えていくしかないんです。香りを調合するときは、一応の調合法はあるけれど、天然の香木は一本一本違います。結局は香炉の火にたいて聞き比べをするしかない。これとこれでこういう香りになる、これを足すとこう変わる、ということも全部、頭で覚えます。慣れないうちは、やればやるほどめざす香りから離れていって頭を抱えます。香りの記憶を何とか記録できないかと、やってみたこともあります。でも後から読むと、自分で書いたことが自分にもわからない(笑)。鼻でかいだ香りを、頭の中で自分なりの風景にたとえたりして記憶することが多いです。
香りの感じ方は、体調にも左右されます。体力的な疲れは大丈夫ですが、神経的な疲れが大敵。家内が笑うんですけど、家での私は匂いにトコトン鈍感。自分の中にある香りのセンサーが、家に帰るとスイッチオフになるのでしょうか。そのおかげで疲れもためず、元気で続けていられるのかもしれません。
なぜ香木鑑別士に?
昭和40年代、近江の扇骨づくりの需要が減り、扇骨職人から縁あって京都に転職。香木や香りの知識もなく入社した。
師というべき人は?
香木の鑑別は先々代に、香原料の調合は先代に習った。私が奥義を直接伝授された、初めての職人だったことに感謝。
この仕事のむずかしさは?
香りという目に見えない、人によって感じ方も違うものを相手にすること。
あとに続く若者にひと言
入って一、二年は同じことの繰り返しで変化がないもの。そこを辛抱せず、先を見ないでやめてしまうのは残念。
日本独自の文化を残していきたいものです。
多胡 隆夫(たご たかお)
昭和15年大阪府生まれ。戦争疎開で滋賀県高島に育ち、地場産業である扇骨造りの職人として就業。昭和41年、26歳で香木を専門に取り扱う京都・山田松香木店に入社。以来40年余、香木の鑑別、調製から香りの調合まで、香木を扱う職人として一筋に生きる。

香りをいかに記憶するか
香りは目に見えないし文字にも表せない。当たり前のことですが、これが仕事となると、もう自分の頭の中で覚えていくしかないんです。香りを調合するときは、一応の調合法はあるけれど、天然の香木は一本一本違います。結局は香炉の火にたいて聞き比べをするしかない。これとこれでこういう香りになる、これを足すとこう変わる、ということも全部、頭で覚えます。慣れないうちは、やればやるほどめざす香りから離れていって頭を抱えます。香りの記憶を何とか記録できないかと、やってみたこともあります。でも後から読むと、自分で書いたことが自分にもわからない(笑)。鼻でかいだ香りを、頭の中で自分なりの風景にたとえたりして記憶することが多いです。
香りの感じ方は、体調にも左右されます。体力的な疲れは大丈夫ですが、神経的な疲れが大敵。家内が笑うんですけど、家での私は匂いにトコトン鈍感。自分の中にある香りのセンサーが、家に帰るとスイッチオフになるのでしょうか。そのおかげで疲れもためず、元気で続けていられるのかもしれません。
なぜ香木鑑別士に?
昭和40年代、近江の扇骨づくりの需要が減り、扇骨職人から縁あって京都に転職。香木や香りの知識もなく入社した。
師というべき人は?
香木の鑑別は先々代に、香原料の調合は先代に習った。私が奥義を直接伝授された、初めての職人だったことに感謝。
この仕事のむずかしさは?
香りという目に見えない、人によって感じ方も違うものを相手にすること。
あとに続く若者にひと言
入って一、二年は同じことの繰り返しで変化がないもの。そこを辛抱せず、先を見ないでやめてしまうのは残念。
日本独自の文化を残していきたいものです。
多胡 隆夫(たご たかお)
昭和15年大阪府生まれ。戦争疎開で滋賀県高島に育ち、地場産業である扇骨造りの職人として就業。昭和41年、26歳で香木を専門に取り扱う京都・山田松香木店に入社。以来40年余、香木の鑑別、調製から香りの調合まで、香木を扱う職人として一筋に生きる。

盆栽の手始めは、まず1本の木を植えてみることです。植える前にしなければならないのは土作りです。盆栽に使う基本の土は、赤玉土3:ケト土1:富士砂1の割合で配合します。
次に器を選びましょう。私はシンプルなデザインでモダンな物をおすすめしています。せっかく四季折々変化する植物を植えるのですから、器もどんな部屋にでも合うシンプルな物にしましょう。色はグレーや白ならば、どんな部屋にもマッチしやすいと思います。
器が主役になってしまったり、植物が主役になってしまわないように注意してください。「緑を生活に溶け込ませるためにはどうしたらいいか」と考え、工夫することが大事です。日本に住んでいる私たちは、和とか洋とかにこだわる必要はありません。その人の生活スタイルに合わせたシンプルなもので良いのです。
植える木には落葉樹と常緑樹があります。花を楽しみたいのならサクラがおすすめです。モミジを植えて紅葉を楽しむこともできます。市場で良く見かけるものほど、育てやすい樹木だといえます。
「盆栽には、いつ水を与えればいいのか」とよく聞かれます。1日何回という風に回数を決めて水を与えるものだと勘違いしている人がいますが、水は回数に従って与えるものではありません。土が乾いてきたら与えるものです。
室内の置き場所によって、乾く度合いは違います。場所に合わせた水やりをすることが大事です。植物は春と夏には良く水を吸います。秋と冬には「冬眠」するので、水を吸わなくなります。
霧吹きだけで水やりをする人をよく見かけますが、鉢底の穴から水が出るぐらいにたっぷりあげるようにしましょう。しかし、受け皿に水がたまらないように気をつけてください。根腐れを起こしてしまいます。
中には毎日肥料をあげる人がいますが、そうすると植物はどんどん栄養を吸い、大きくなり過ぎてしまいます。さらに根も張っていきますので、手入れも大変になります。基本的には植物が肥料を欲しがる季節である、春と秋に施しましょう。固形の「置き肥」よりも、即効性のある「液肥」を使ったほうが手軽です。園芸店で売っていますよ。
本来、外に生えている植物を室内に置くのですから、風通しが良く、光が当たる場所に置きましょう。空気がこもった場所や、暖房が直接当たる場所などでは植物が蒸れてしまいます。
秋になると何か植えたくたくなり手始めに盆栽が浮かびました。
小林健二 盆栽家
略歴
1970 年長野県小諸市生まれ。国土建設学院造園緑地工学科卒。90年、あい造園設計事務所に入社。97年、米国オレゴン州ポートランドで「裁景」を学ぶ。 2002年に盆栽店「品品(しなじな)」を開業。「景色盆栽」を提案する傍ら、景色盆栽教室での指導、テレビ番組出演、雑誌への執筆など多方面で活動している。
次に器を選びましょう。私はシンプルなデザインでモダンな物をおすすめしています。せっかく四季折々変化する植物を植えるのですから、器もどんな部屋にでも合うシンプルな物にしましょう。色はグレーや白ならば、どんな部屋にもマッチしやすいと思います。
器が主役になってしまったり、植物が主役になってしまわないように注意してください。「緑を生活に溶け込ませるためにはどうしたらいいか」と考え、工夫することが大事です。日本に住んでいる私たちは、和とか洋とかにこだわる必要はありません。その人の生活スタイルに合わせたシンプルなもので良いのです。
植える木には落葉樹と常緑樹があります。花を楽しみたいのならサクラがおすすめです。モミジを植えて紅葉を楽しむこともできます。市場で良く見かけるものほど、育てやすい樹木だといえます。
「盆栽には、いつ水を与えればいいのか」とよく聞かれます。1日何回という風に回数を決めて水を与えるものだと勘違いしている人がいますが、水は回数に従って与えるものではありません。土が乾いてきたら与えるものです。
室内の置き場所によって、乾く度合いは違います。場所に合わせた水やりをすることが大事です。植物は春と夏には良く水を吸います。秋と冬には「冬眠」するので、水を吸わなくなります。
霧吹きだけで水やりをする人をよく見かけますが、鉢底の穴から水が出るぐらいにたっぷりあげるようにしましょう。しかし、受け皿に水がたまらないように気をつけてください。根腐れを起こしてしまいます。
中には毎日肥料をあげる人がいますが、そうすると植物はどんどん栄養を吸い、大きくなり過ぎてしまいます。さらに根も張っていきますので、手入れも大変になります。基本的には植物が肥料を欲しがる季節である、春と秋に施しましょう。固形の「置き肥」よりも、即効性のある「液肥」を使ったほうが手軽です。園芸店で売っていますよ。
本来、外に生えている植物を室内に置くのですから、風通しが良く、光が当たる場所に置きましょう。空気がこもった場所や、暖房が直接当たる場所などでは植物が蒸れてしまいます。
秋になると何か植えたくたくなり手始めに盆栽が浮かびました。
小林健二 盆栽家
略歴
1970 年長野県小諸市生まれ。国土建設学院造園緑地工学科卒。90年、あい造園設計事務所に入社。97年、米国オレゴン州ポートランドで「裁景」を学ぶ。 2002年に盆栽店「品品(しなじな)」を開業。「景色盆栽」を提案する傍ら、景色盆栽教室での指導、テレビ番組出演、雑誌への執筆など多方面で活動している。













