ひとつはエンジンの回転を上げないこと、2つ目は一定のエンジン回転数で走ること、3つ目は加速をゆっくり行うことでした。
エンジンは、回転数が上がるとその3乗で回転に伴うロスが大きくなります。私の場合は1分間に800回転でした。この場合、5速ギアで時速38kmです。
自動車がもっともエネルギーを消費するのは、加速するときです。停止から時速50kmに加速するのに必要なエネルギーは、空気抵抗ところがり抵抗を除いて、そのクルマを3階まで持ち上げるのとほぼ同じです。時速100kmまでであれば、13階に持ち上げるのと同じです。したがって、燃費も当然悪化し、リッター1km〜2kmにも低下してしまいます。
燃費を上げるコツはエンジンの回転を上げない、一定のエンジン回転数で走る、加速をゆっくり行う、この3点
加速しないことには自動車として使えないのですが、不必要な速度まで加速するのはやめることと、加速するのにあまりエネルギーを使わないで済む必要最小限の低い速度で走ることです。
さらにつけ加えれば、速度の増減を極力避けることです。アクセルを踏んだり放したりして、時速40kmと60kmの間で走って、「私は平均時速50kmをキープした」というのでは、あまり燃費は向上しません。
加速する必要が生まれるのは、停止したり、減速したりするからです。ですから、信号が少なく、混雑していない郊外の道など、あまり発進や加速が必要のない道を選ぶことは、燃費向上の秘訣です。たとえば、省エネセンターが調査した結果では、都心部と環状7号線で、1.6倍も燃費が変わっています。
極論すれば、燃費向上の秘訣は加速にありということになります。では、ハイブリッド車は、加速をどのように行なっているでしょうか。
ハイブリッド車も加速します。もちろんそうなのですが、この場合に使うエネルギーの25%ほどは、自分で使ったエネルギーを再使用しているのです。というのは、ハイブリッド車には走行エネルギーを回収する回生ブレーキが付いているからです。
時速100kmまで加速するのは、そのクルマを13階まで持ち上げるのと同じくらいのエネルギーを使うといいましたが、ハイブリッド車は13階から降りるときに、つまり時速100kmから減速して停止するまでに、13階の25%、3階と少し分のエネルギーを取り戻すことができるのです。こうして取り戻したエネルギーを、次に加速するときに使うことができます。
実際には、走行エネルギーは、発電機を使って発電し、電池に蓄えます。
たとえば、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池へと電池の性能が上がり、発電機や制御機の効率が高まると、減速時にまるまるエネルギーを取り戻すことはできなくとも、もっと多くの走行エネルギーを取り戻すことができます。こうなると、ハイブリッド車の燃費はますます向上します。
トヨタのハイブリッド・システムは、エンジンと蓄えた電気を使うモーターの両方で走ることができます。電気をたくさん蓄えているときには、エンジンの回転を抑えて、モーターの力を大きくして加速します。上記したように、エンジンを低回転で使えるので、燃費が向上するのです。
つまり、ハイブリッド車はとても効率良く加速できるので、燃費が良いのです。まだ、あります。アイドリングストップです。ほとんどのハイブリッド車は、運行時に必要なければエンジンを停止するアイドリングストップを行なうのです。
省エネセンターの調査では、信号待ちや踏み切り待ちでエンジンを停止させると、2割ほど燃費が向上します。というのも、都心の混雑時では自動車の運行時間の約7割が停止状態なのです。
自動アイドリングストップ装置が装備されていないクルマで、走行時のアイドリングストップを行なうには、工夫が必要で安全に配慮しなければなりませんが、このようなアイドリングストップが燃費向上に大変に効果が高いことはハイブリッド車が証明しています。
また、本格的なハイブリッド車をなかなか出せないヨーロッパの自動車メーカーも、アイドリングストップ装置の装備には力を入れています。たとえば、BMWのマニュアルミッション車には半自動のアイドリングストップ装置が装備されています。今後はすべてに装備するということです。
アイドリングストップ装置が装備され、少しばかり回生ブレーキが効き、その電気で発進時に少しばかりクルマを加速させる簡便なハイブリッド車は、今後の小型ガソリン車の標準装備になるような気がします。 Ecolomy
エンジンは、回転数が上がるとその3乗で回転に伴うロスが大きくなります。私の場合は1分間に800回転でした。この場合、5速ギアで時速38kmです。
自動車がもっともエネルギーを消費するのは、加速するときです。停止から時速50kmに加速するのに必要なエネルギーは、空気抵抗ところがり抵抗を除いて、そのクルマを3階まで持ち上げるのとほぼ同じです。時速100kmまでであれば、13階に持ち上げるのと同じです。したがって、燃費も当然悪化し、リッター1km〜2kmにも低下してしまいます。
燃費を上げるコツはエンジンの回転を上げない、一定のエンジン回転数で走る、加速をゆっくり行う、この3点
加速しないことには自動車として使えないのですが、不必要な速度まで加速するのはやめることと、加速するのにあまりエネルギーを使わないで済む必要最小限の低い速度で走ることです。
さらにつけ加えれば、速度の増減を極力避けることです。アクセルを踏んだり放したりして、時速40kmと60kmの間で走って、「私は平均時速50kmをキープした」というのでは、あまり燃費は向上しません。
加速する必要が生まれるのは、停止したり、減速したりするからです。ですから、信号が少なく、混雑していない郊外の道など、あまり発進や加速が必要のない道を選ぶことは、燃費向上の秘訣です。たとえば、省エネセンターが調査した結果では、都心部と環状7号線で、1.6倍も燃費が変わっています。
極論すれば、燃費向上の秘訣は加速にありということになります。では、ハイブリッド車は、加速をどのように行なっているでしょうか。
ハイブリッド車も加速します。もちろんそうなのですが、この場合に使うエネルギーの25%ほどは、自分で使ったエネルギーを再使用しているのです。というのは、ハイブリッド車には走行エネルギーを回収する回生ブレーキが付いているからです。
時速100kmまで加速するのは、そのクルマを13階まで持ち上げるのと同じくらいのエネルギーを使うといいましたが、ハイブリッド車は13階から降りるときに、つまり時速100kmから減速して停止するまでに、13階の25%、3階と少し分のエネルギーを取り戻すことができるのです。こうして取り戻したエネルギーを、次に加速するときに使うことができます。
実際には、走行エネルギーは、発電機を使って発電し、電池に蓄えます。
たとえば、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池へと電池の性能が上がり、発電機や制御機の効率が高まると、減速時にまるまるエネルギーを取り戻すことはできなくとも、もっと多くの走行エネルギーを取り戻すことができます。こうなると、ハイブリッド車の燃費はますます向上します。
トヨタのハイブリッド・システムは、エンジンと蓄えた電気を使うモーターの両方で走ることができます。電気をたくさん蓄えているときには、エンジンの回転を抑えて、モーターの力を大きくして加速します。上記したように、エンジンを低回転で使えるので、燃費が向上するのです。
つまり、ハイブリッド車はとても効率良く加速できるので、燃費が良いのです。まだ、あります。アイドリングストップです。ほとんどのハイブリッド車は、運行時に必要なければエンジンを停止するアイドリングストップを行なうのです。
省エネセンターの調査では、信号待ちや踏み切り待ちでエンジンを停止させると、2割ほど燃費が向上します。というのも、都心の混雑時では自動車の運行時間の約7割が停止状態なのです。
自動アイドリングストップ装置が装備されていないクルマで、走行時のアイドリングストップを行なうには、工夫が必要で安全に配慮しなければなりませんが、このようなアイドリングストップが燃費向上に大変に効果が高いことはハイブリッド車が証明しています。
また、本格的なハイブリッド車をなかなか出せないヨーロッパの自動車メーカーも、アイドリングストップ装置の装備には力を入れています。たとえば、BMWのマニュアルミッション車には半自動のアイドリングストップ装置が装備されています。今後はすべてに装備するということです。
アイドリングストップ装置が装備され、少しばかり回生ブレーキが効き、その電気で発進時に少しばかりクルマを加速させる簡便なハイブリッド車は、今後の小型ガソリン車の標準装備になるような気がします。 Ecolomy












